咳を長引かせないためには

 季節の変わり目で体調を崩している患者さんが多くいます。

特に最近の春や秋の気候の変化はかなり激しく感じます。

当然、人間の身体に対しても悪影響を与えることになります。

その中でも咳を長引かせて辛い思いをしている患者さんが多くいます。

咳を止めるには西洋医学、東洋医学問わず治療が必要なのですが、咳を長引かせないためのちょっとしたコツがあります。

それはとても簡単な事なのですが、“咳が出そうになっても出来るだけ咳を我慢する”です。
仕方なく咳をするとしても出来るだけ小さく控えめにして気管を傷めないように咳をしてください。

喉がイガイガむずむずしていると咳をしたくなるし、思いっきりすれば気持ちがいいのですが、それを繰り返せば繰り返すほど、喉や気管が炎症して悪化して慢性化していきます。
慢性化すると簡単には治りません。

ですから、慢性化させない為に、咳を我慢するのは大変ですが、頑張ってやってみてください。

最初が肝心です!


あと、西洋医学の考えとは真逆なのですが、痰がたくさん出る時は多量の水分摂取は控えましょう。
(この説明は長くなるので省略します。)

最初に“咳を出さずに我慢する事”を教えてもらったのは、私の恩師の空手家、廣重 毅師範からです。

廣重師範曰く、
“咳をすると気が漏れる”
だそうです。
確かに咳が長く続くと体力を消耗しとても疲れます。




私の空手修業はたった一年足らずだったのですが、恩師との出会いは私のその後の人生に多大な影響を与えてくださいましたし、今でも与えてくださっています。

その廣重師範も先週18日に70歳の若さで他界されました。
残念です…。



これからも、より一層、恩師への恩返しをする意味でも鍼灸の道を全うして行こうと思っています。