私は多田鍼療院に来られる患者さんには出来るだけ早く治ってもらう事を1番に考えて治療をしていますが、早く治るためにはやはり患者さん自身の“養生”も大切です。
数千年前の中国の本に治療をしてはいけない患者として“わがままな患者”と書いてあります。
中国のことわざには、『養生する人に薬はいらない。養生しない人にも薬はいらない』とあります。
現代人はストレスが多く、昔と違い夜型になり、飽食の時代で食べ物があふれて暴飲暴食の方々が多くいます。
全てを昔の生活スタイルに戻すのは無理ですが、せめて腹八分と早寝早起き、適度な運動は心がけた方がいいと思います。
最後に、特に気をつけてもらいたいことは、目の使い過ぎです。
私の師匠の一人、長野潔先生曰く
『目が疲れると脳が疲れ、脳が疲れると全身が疲れる』と言っておられました。
スマホ大好き人間の私は特に気をつけないと(笑)。